胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

僕と魔法の言葉たち LIFE,ANIMATED

 

 自閉症の男の子がディズニーキャラクターの言葉によって言葉を取り戻し、自立していく過程を描いたドキュメント作品。恵まれた家庭だったとしても、この家族の努力はたいしたものだ。自閉症の男の子が言葉を持たなくても人を見ている洞察力には驚く。

そして、自閉症の子がパニックになるのは、たいていまわりのせいなのだとわかる。不適切な対応で接するからの結果。

3歳で言葉を失ったオーウェンを見ていたら、自閉症のノアのことを書いた本があったのを思い出した。

アメリカの福祉施策が日本より進んでいるのか、進んでいるように見えて滅んでいるのかわからないけれど、オーウェンが引っ越したグループホーム、シェアハウスは立派だ。キッチンもダイニングテーブルもある。寝室も別にある。きちんとした家である(私のマンションの部屋より広い)。支援者もついている。日本のグループホームでは考えられないだろう。日本人は障がい者でなくても狭いアパートに住んでいるのだから、住まいに対する、生活に対する価値観が違う。

「I am protector ob the sidekicks.」