胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本

精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本

精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本

 『ルポ・精神病院』の著者・大熊一夫さんが、イタリアはどうして精神病院を捨てたのかを現地で取材して書かれた本です。
 日本でも、社会的入院を減らすと言ってはいますが、さまざまな会議や提言や宣言を経ても変化は起こらないようです。提言やら大綱が出ても自殺率もさがりません。そういうものが出て読むのもむなしくなります。
 日本でも一人ひとりが、または地域で地道に頑張って入るはずなのですが、大きな流れにならないのはなぜなんでしょうか。なぜかが、この本で見えてきます。