胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

虎の尾日和


 朝5時に八幡の家を出て山の家へ。3連休のうち2日日間は研修。最後の1日は、家で風呂掃除、トイレ掃除、その他もろもろ家事をしたかったが、涼を求めて山の家へ。山の家へ行っても掃除に草取りと家事に追われるのです。
 しかし、今日は村の神社のお祭りの日。祭りはそんなに見たくはないが(なんだかお客さんとして見るのは気が引ける。昔はもてなす側だったので手伝わないといけないから)、岩魚の塩焼きが食べたかった。山の家に住んでいたときは、岩魚は常食であり、保存食であった。それも天然岩魚。ここしばらく食べていない。それで、家事がひと段落してから祭りに出かけ、岩魚を買う。熱々を家に持ち帰り、食べる。養殖岩魚ですが、うまい。でも、ビールは飲めない。今日帰らないといけないからね。
 家のまわりは、虎の尾の花盛り。虎の尾大好きです。庭の山椒の実ももいでくる。冷凍にして、岩魚やイワシを煮るときに使います。
 岩魚を食べてから昼寝。山の家は涼しい。家のまわりはトトロの森になってしまい、道路から家は見えない。床は松の無垢材だ。木の床は夏は涼しく、冬は温かい。網戸の前で横になる。誰も見る人もいない。庭を横切るのは、山の獣たちぐらいなものです。2時間も昼寝をしてしまった。
 最近、山の家の帰りはジンギスカン用のラム肉を買って、夕ご飯はジンギスカン。なぜだか、山の家のある市の名物はジンギスカンなのだ。盛岡のスーパーにはないジンギスカン用のいい肉が売っている。本当にいい山小屋なのね。もう一度ここに住もうかとも考え中。5年後のことにはなるが(息子たちが大学に入って家を出てから)。

 下の写真は、祭りに来た鹿踊りの方々の帰り姿です。