胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

若杉友子の 「一汁一菜」食養生活

若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活

若杉友子の「一汁一菜」医者いらずの食養生活

 人気の若杉さんの本をはじめて買った。本屋に並ぶ本の中から、一番レシピが載っていそうな本を選ぶ。
 書いてあることは、食に気を付けている人にとっては、当たり前のことが多いのかもしれない。でも、「メニューに悩まない」というのは共感できる。手元にある野菜を炒めるか、煮るかして、お汁とおかずを一品作ればいいなら、悩まなくていい。私たちは、今日はカレーや明日はマーボー豆腐、というように洋風、中華、子供が好きなものと目先を変えていくことに気を取られ過ぎていたのかもしれない。
夫婦二人なら、一汁一菜でいいが、育ち盛りの息子が二人いるので、どうしても肉料理が多くなっていた。ところが最近、息子たちが煮物、野菜をバリバリ食べてくれる。ひじきや切干のだいこんを美味しがるので、息子たちの味覚も大人になってきたのだろう。前のように肉にこだわらなくなった。
 何より、食べ過ぎと甘いものがいけないのには同感。腹7分目がちょうどいい。太るのは食べているからなのです。「食べていない」という方もお菓子ばかり食べていたりする。
 私は便秘症なので、少し食事に手を抜くと便秘になる。若杉さんのすすめる献立だと出るのである。こうなると、調子のよい自分を保つためには、あまり外食はしたくない。飲み会も何千円も払っても食べたいものがないので、出ないようにするという生活になってしまう。最近、付き合いの悪い人になっていますが、目の前に肉系のご馳走が並ぶと気持ち悪くなるのです。
 最近好きな宴会は、それぞれが1品持ち寄りの集まり。仲間は、たいてい野菜大好きな人達なので、持ってくる料理に触発されやる気が出る。
 でも、1日1回はコーヒーを飲む、週末はワインか日本酒も飲む。たまにケーキも食べる。パンも好き。完全に若杉さんの真似はできないけれど、自分の体のために食養生をしたい。