胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

田町まさよさんの料理教室

 知人が田町まさよさんを招いて料理教室を開いた。場所は公民館の調理室。私も知っている無農薬野菜を作っている方の野菜をどっさり持ってきてくれる。会費は500円。
 田町さんは、京都出身で鹿児島県奄美大島在住の料理家。料理は、マクロビオティクというものかな。土鍋で料理をするので若杉友子さんに親近感ある料理。

 その日のメニューは次のもの。

・玄米ご飯(土鍋で炊く)
・南瓜の薄切りの漬物(昆布だしに漬けたもの)
・じゃがいもの蒸し焼き
・ズッキーニの蒸し焼き
・じゃがいもと人参のマッシュ
・人参の葉のふりかけ
・人参の葉と人参のおやき
・じゃがいもの皮とレモンの炒め物
・ペスト・ジェノヴェーゼ(ピーナッツ、紫蘇、ニンニク、オリーブオイル)
・トマトとエゴマ和えのソース (ズッキーニの薄切りと混ぜて食べる)
ラタトゥイユ(ニンニク、トマト、南瓜、ズッキーニ、人参)
・トマト
・マンゴー(無農薬で作ったという神様のマンゴー)
・アマランサスのお茶

 みんなで手伝いながら、田町さんの指示のもと料理が作り上げていく。できたてが美味しいので、じゃがいもの蒸し焼きグリルが出来上がれば、作業しながらつまんでいく。ただひたすら美味しい。野菜そのものが美味しい。ほとんどが塩とオリーブオイルだけの味付けだが、塩は奄美大島のもの、オリーブオイルも私が普段使っている安物のものではなく、純正の本物のオリーブオイルだから、おいしいのだろうか。だたのいつも食べている野菜が美味しくて、身体が喜んでいるのです。
 食べることと作ること、料理を作る田町さんに見惚れて、写真を撮るのを忘れてしまいました。

 この料理教室の2日前に、私は横浜のホテルに泊まって某大会に出ていた。昼は折詰のお弁当。夜は外食。朝はホテルのバイキング。たまには、そういう食事連発でもいいかなと思ったが、すぐに飽きました。朝のバイキングでは、食べたいものがなかった。トマトジュースとと豆腐と大根おろし、パサパサのパンだけ食べました。2日目の折詰弁当は半分残してしまった。
 若杉友子さんは、旅に出る時もおにぎりと糠漬けを持ち歩き、外食をしないと書いていたけれど、私も2、3日の旅だったら、そうしよう。1食ぐらいの外食にとどめて、おにぎり齧るぐらいでいい。横浜から帰ってきて、案の定便秘になり、お腹の調子も悪くなってしまった。
 本当に若い時の身体と胃腸と違うのだ。少食、選んで食べることが大事。

 そんなことがあったので、田町さんの料理で身体が喜んでいたのでした。