胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

まどみちお

 まどみちおさん、去年亡くなったことはニュースで知りました。104歳でした。
 でも、私はまどみちおさんを「ぞうさん」「やぎさん ゆうびん」の作詞をした人だと知るだけで、それほど、気にしていませんでした。
 ある人から詩の同人誌をいただき、その本の中にまどみちおさんのことを書いた文章がありました。
 そして次のまどみちおさんの詩が引用されていました。

   

   ことり



  そらの
  しずく?



  うたの
  つぼみ?



  目でなら
  さわっても いい?

 「めでなら さわっても いい?」。びっくりしてしました。こんなに優しい言葉を編み出した人ってどういう人なのだろうと、興味が出てきました。さっそく本屋さんで本を買いこんできました。優しい心根と言うものを信じたくなる。そんな方です。

 

まど・みちお詩集 (ハルキ文庫)

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いわずにおれない (be文庫)

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百歳日記 (生活人新書)

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