胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

「子どもの自殺」の社会学

「子どもの自殺」の社会学

「子どもの自殺」の社会学

 図書館の棚で目について借りてきました。
 読みにくかったのは、文体のせいか。
 今まさに起こっていることで、立ち止まってしまうからか。
 
 子どもたちが自殺して大騒ぎになっても、
 私たちは忘れます。
 いじめはなくなりません。
 学校だけの問題ではないと思います。
 家庭のせいでもないです。
 国民の声を無視して、
 安保法政を通す人たち。
 お金と自分の都合がすべて。
 弱いもの気持ちなんて踏みにじっても平気。
 黒いものも「白い」と言ったもの勝ち。
 そういう世の中を作ってきた私たち。
 子どもは大人の鏡なのかもしれません。
 子どもだけに、正義と純真さを求めるのは、
 不公平ですね。


 本の内容とは離れますが、
 ずいぶん前に、あるいじめ自殺の記事で、
 「家庭にも問題があった」と学校が言っていました。
 今回のいじめ自殺でも、そんなことが言われているらしいのです。

 でも、家庭なんて完璧なものがあるのでしょうか。
 もし、家庭の問題があったとしたら、
 それもふくめてケアしてあげないといけないのでは。
 学校ってそういうところでした。
 親がいなくたって、先生をモデルにもできた。
 学校が家庭の責任にしてはいけないと思っています。

 本当に申し訳ない。
 子どもたちに強く生きていこうとしか言えないです。
 生き抜いていこう。
 こんな狭い世界なんて、私には関係ないと。