胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

『ハーレムの闘う本屋 ルイス・ミショーの生涯』

 

ハーレムの闘う本屋

ハーレムの闘う本屋

 

 

図書館でみつけて読んだ本。

食堂のテーブルに置いておいて、お茶で一服するとき、空き時間に開いて読み進める。

ミショーの人生や思いがすんなりわかりやすく描かれている。

今もわたしたちは本を必要としている。

そう信じたい。

私は、インターネットで文章を読むときは情報を仕入れたいときなので、どうしても流し読みになってしまう。

現れては消えていく情報。

書籍で落ち着いて読まないとあたまに定着しないというのは古い世代だからだろうか。

うわべだけ、フェイクな歴史や知識を鵜呑みにしない。

自分のあたまで考える人間を育てるために今でも本が必要と私はおもう。

白人は黒人が本を読むことをおそれた。

知識が力になる。本当のことを知られないようにしたい。

権利や自由に目覚めさせたくない。

わたしたちが教育を受けるのは、正しいことにも裏がある、と知るためなのだ。