胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

サン=テグジュペリ著『人間の大地』

 

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

人間の大地 (光文社古典新訳文庫)

 

 

『星の王子様』は読んだことがあるが、サン=テグジュペリほかの本を読んだことがなかった。たまたま新しい訳本で読みやすいと聞いて買った。ひさしぶりにこれこそ読書しているという気持になる。自分では見たこともない世界を見せてくれる。本の中の世界をイメージするために脳が働いている。大きな世界と小さな砂粒の詩的な世界が繰り広げられ、冒険もあり、社会批評もあるという本。