胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

日記を書く

このブログは備忘録になっているけど、日々本を読んで、映画を見たことをぜんぶは書き入れられない。

ブログがおろそかになっているのは、SNSのせいかもしれない。夫と週末だけ文庫をはじめたので、文庫の宣伝のためにSNSをしている。FacebookInstagramは同じ記事を載せ、Twitterは日々の写真をつぶやいている。Twitterは手軽で好きだ。Instagramに週1回はきちんと記事を書くというのは、なかなか面倒だ。みんなよく更新している。でも、じぶんも人のブログやSNSを見て更新されていないと少し残念に思うので、週に1回は更新していこうとは思っている。

Twitterは自分用のアカウントがあり。それは本や映画や政治や関心あるものの情報収集といったところ。これもぜんぶ見ていたらきりがないが、たまにいいものに出会える。本の紹介はあぶない。そのままAmazonに移動して買ってしまうこともある。反省して、まずは図書館の検索機能で探すことと、安い古本を探したり、すぐに買わないようにしている。

 

日記はワードにつけていたけど、ダラダラ書いていてもあとで検索するのが面倒なところがある。

「note」に1カ月だけ日記をつけたことがある。でも、あれはSNSのようにイイネがついたりフォローされるという機能があり、面倒くさくなる。文庫でやっているSNSは商売でもあるので愛想良くしてフォローバックもするけれど、個人的な日記なので「ほっといてくれ」という気持ちになる。それにあのバッチという意味がわからなかった。いちいちバッチを獲得しましたとかうるさい。1か月日記をつけてみたが退会した。1か月の日記も消えたが、たいしたことは書いていないのでおしくもなかった。

「note」は再度入会したが、読みたい人の記事をフォローするためで、自分では記事は書いてない。ひとにはそれぞれ合うあわないのがあるのだ。

 

日々のことでなにか書きたくなったら、ここがあるのではないかと今朝思いついた。

ながくながくお世話になっているHatenaさんを思い出したわけである。

 

昔むかし、社会人学生で大学へ行った頃に書いていた。

それから福祉業界で働きいろいろあって、いろいろあってもどうにか乗り越えて生活している。

いまは、週に2日相談支援のバイトをしている。結局、精神保健保健福士という肩書がありがたいのかもしれない。9月から週3日をお願いされて、お金もキツイので引き受けた。ほんとうはなるべく働きたくないけど、生活のためには最低限働かなくうてはいけない。

週末は山のお家に帰って近くで文庫と古本屋をしている。でも、これは10月までだ。ほんの趣味のお遊びである。人も来ないけど、草取り草刈りで夏を過ごすだけよりはいいかもしれない。なぜ、文庫をはじめたかという話はいつか書きたい。

 

そのほか何をしていると、あいかわら俳句である。それに詩もかいて、最近は短歌もいいなあと思っている。いわゆる詩歌全般を読んだり書いたりしている。

金子兜太が死んで「海程」がなくなったときに、次の「海原」には移らなかった。東京まで行くのは貧乏になっていく自分には無理だと考えた。それで、詩を書いて地元の新聞に投稿して、けっこう掲載されたりしていた。

地元の「草笛」という俳句会から誘われて入会した。なんとなく俳句も書いていても、ひとりで書いているのもつまらなくなったから。入った次の年に評論賞募集があったので、飯島晴子の評論を書いて賞をもらった。今年は新人賞をもらって同人になった。嬉しいというより「まずい、やーめたと言えなくなる」と思った。

「海程」で新人賞は2位でもらえなかった。そのまま同人になってしまい、賞をもらわなかったことをがっかりもしなかった。あのとき賞をもらっていれば、わたしの俳句人生も変わっていたのかもしれない。

そんなこんなで毎日がすぎていく。

この冬に、ある先生の単行本の手伝いをして、その本が売れたので、わたしもなんとか生活していける。来年のために企画を考えなくてはいけないのだが、詩歌のことばかり考えて、精神保健的な企画に頭がまわらない。わたしが詩歌の本はつくれないので、精神保健関係の企画をのぞまれている。

そうそう、わたしはけっきょくのところ、ライターにもどったのだ。もどって1冊仕上げて、何のダメだしもなく本になっていくので、まだまだ力はあるはずだとは思うのだけど、心のどこかで還暦も過ぎてわたしに何ができるだろうと考えるのである。

 

すぐに鬱状態になりやすくてひきこもりになる。相談支援の仕事はエネルギーがいる。できたらライターで稼いでいきたいが、何を書くべきか迷っている。

お金にはならないけれど、2つのテーマは書くと決めているので取材はすすめていかなくてはいけない。あとは稼ぐための企画である。週3日は笑顔で相談支援。まだまだ頑張れわたしというところである。

蓮の花もきのう見にいったら、枯れる体制にはいっていた。