胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

聴けるようになってコミュニケーションができる

 昨夜は、本間正人さんのトークライブ「患者に寄りそうコミュニケーション 医療・看護・福祉・リハビリ現場におけるコーチング実践のポイント」へ同僚の看護師さんに誘われていきました。本間氏のことは知りませんでしたが、有名な方の様です。慣れたトークに笑いが多く、眠くなる暇もなく楽しい勉強会でした。さんざん共感・傾聴ということを勉強していても目からうろこの事は多いものです。

 帰りに看護師のMさんと彼女の行きつけのワインのお店に行きました。マスターがイタリアで修行していた話になり、「言葉はできたのか」と聞きました。ずいぶんとイタリア語は勉強していて自信はあったけれど、話すことは出来ても聴くことができない。聴けなければコミュニケーションはできない。一方的に話すだけで嫌な奴だと思われたと思う。でも、3か月ぐらいすると聴くことができるようになりコミュニケーションができるようになったと話されました。
 まさに、今日の勉強会のテーマです。本当に相手の言葉を聴かないとコミュニケーションができないのです。
 そうして、勉強会で習った質問力を使ってマスターにいろいろ質問しました。彼の生き方や思いが伝わって来て、尊敬を感じました。常連のMさんも「はじめて聞いたわ」ということも。今朝の食卓では、マスターのこんなあんな話を家族に伝えました。
 Mさんと、最近暗い職場を変えていかなくてはね、と話をしました。スタッフ間のコミュニケーションに課題を感じるこの頃です。