胡桃の木の下で 

日記ではなく備忘録になっています。忘れっぽくなってきたので。

春は心ざわつく

 盛岡は、すっかり雪が溶けて春でした。ダッフルコートはやめて春物コートをきて自転車に乗って用足しをしていました。マフラーもいりません。
 山の家に帰る道もすっかり雪がありません。山肌に少し白いものが見えるくらい。バイクが車を追い抜いて行きます。田んぼや畑に人が出ています。押し車をおしてばっちゃん達が歩いています。少し前には誰も外に出ていなかったのに、もぞもぞと人が外に出ています。川には釣り人が。3月1日で解禁されたのです。
 春!喜ばしい春。どんなに待っていたか。
 でも、冬の間にやるべきことが終わっていない。春はいっきに忙しくなる。春の光で家の中の汚さが目についてしまう。土が出てくれば、畑も気になる。ばっけ(フキノトウ)も採らないといけない。やらなくてはいけないことが増えるのだ。
 雪に埋もれていれば怠惰に過ごせる日々も、急に働き者になるには身体も心も追いつかないという感じ。
 春が来れば、いっきに季節が進んでいくものね。

 とはいっても山の家の周りは、まだ雪に埋もれています。今週も雪の予報なので、まだまだ油断できません。

 下記の写真は、私の机から見た庭の様子です。