読書生活
この星は,私の星じゃない 作者: 田中美津 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2019/05/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『この星は、私の星じゃない』 田中美津著 2019年5月 (岩波書店) 田中美津のリブと上野千鶴子のフェミニズム。 わたし…
増補 普通の人びと: ホロコーストと第101警察予備大隊 (ちくま学芸文庫 (フ-42-1)) 作者: クリストファー・R・ブラウニング,谷喬夫 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2019/05/10 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る 『普通の人びと ホロコーストと…
『急に具合悪くなる』宮野真生子・磯野真穂著 (晶文社) 2019年9月 急に具合悪くなったので、タイトルに惹かれて買った。出たばかりの本をすぐに買うなんて珍しいかもしれない。でも、最初にいろいろな意味で躓いてしまった。著者はふたりとも野球ファン。わ…
自己検証・危険地報道 (集英社新書) 作者: 安田純平,危険地報道を考えるジャーナリストの会 出版社/メーカー: 集英社 発売日: 2019/08/09 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 『自己・危険地報道』(集英社) 安田純平、危険地報道を考えるジャーナリ…
バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで 作者: ユスラ・マルディニ 出版社/メーカー: 朝日新聞出版 発売日: 2019/07/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 『バタフライ 17歳のシリア難民少女がリオ五輪で泳ぐまで』 ユスラ・マル…
僕の島は戦場だった 封印された沖縄戦の記憶 作者: 佐野眞一 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル 発売日: 2013/05/15 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (3件) を見る 図書館に本を返しに行く。 借りたいものを探しカウンターへ本をもっていく…
今こそアーレントを読み直す (講談社現代新書) 作者: 仲正昌樹 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/05/19 メディア: 新書 購入: 12人 クリック: 58回 この商品を含むブログ (98件) を見る 仲正昌樹『いまこしアーレントを読み直す』(講談社現代新書) 2009…
新・自分で治す「冷え症」 作者: 田中美津 出版社/メーカー: マガジンハウス 発売日: 2004/08/26 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 15回 この商品を含むブログ (8件) を見る この本、ずいぶん前に具合悪い時に買いました。 そして、冷え取り靴下を買い…
『ソーシャルワーカー 「身近」を革命する人たち』 2019年9月10日 著者：井手英策／柏木一惠／加藤忠相／中島康晴 著者たちの熱いおもいは伝わった。 資格などなにももたずソーシャルワークを実践している株式会社の加藤忠相さんがいきいきとして説得力があ…
“ひとり出版社"という働きかた 作者: 西山雅子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2015/07/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (10件) を見る 図書館に本を返しに行ったら、返却棚にこの本があって借りてきた。 いまね、しごとをやめないといけ…
新装版 テロルの決算 (文春文庫) 作者: 沢木耕太郎 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2008/11/07 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (56件) を見る 沢木耕太郎著『テロルの決算』(文集文庫)を読む。 1960年(昭和35年)10月12日…
82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) 作者: チョ・ナムジュ,斎藤真理子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/07 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (2件) を見る 話題になっている『82年生まれ、キム・ジヨン』。買っていたけれ…
寂しい生活 作者: 稲垣えみ子 出版社/メーカー: 東洋経済新報社 発売日: 2017/06/16 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (2件) を見る まえに『稲垣えみ子の四季の食卓』を読んで、まさに私好みの食事だとよろこんでいたので、この本も読んでみる。まず…
『東京プリズン』につづき赤坂真理の『箱の中の天皇』を読む。 『東京プリズン』につづく日本と天皇をめぐるものがたり。 本の中の下記の言葉。 「悪魔はいません。ただおびえた人が、います」(P103) おびえた人々は悪魔よりこわい。凡庸な悪に通じるもの。 …
東京プリズン (河出文庫) 作者: 赤坂真理 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2014/07/08 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (11件) を見る 長い物語。過去と未来と時空が交差していく小説のダイナミズムがあるとおもう。少し村上春樹を彷彿させると…
黒部源流山小屋暮らし 作者: やまとけいこ 出版社/メーカー: 山と渓谷社 発売日: 2019/03/16 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログを見る 図書館に本を返しにいくと、返却本の棚に目をやる。これからそれぞれの棚に戻される本。だれかが借…
沖縄現代史 (岩波新書) 作者: 新崎盛暉 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2005/12/20 メディア: 新書 購入: 2人 クリック: 33回 この商品を含むブログ (18件) を見る 「踏みにじられてきた」という言葉しかでてこない。 そして沖縄は遠い。沖縄サミット、…
人間の大地 (光文社古典新訳文庫) 作者: サン＝テグジュペリ 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2016/03/25 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 『星の王子様』は読んだことがあるが、サン=テグジュペリほかの本を読んだことがなかった。たまたま…
フォト・ストーリー 沖縄の70年 (岩波新書) 作者: 石川文洋 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2015/04/22 メディア: 新書 この商品を含むブログ (4件) を見る 石川文洋著 『フォト・ストーリー 沖縄の70年』 ベトナムへ旅をして次にどこへ行きたいかと考え…
カート・ヴォネガット全短篇 1 バターより銃 作者: カートヴォネガット,大森望,浅倉久志,伊藤典夫,宮脇孝雄,鳴庭真人 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2018/09/19 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る カート・ヴォネガットは第2次大戦に従軍し…
すべての、白いものたちの 作者: ハン・ガン,斎藤真理子 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2018/12/26 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る この著者の『菜食主義者』が読みたいと思っていたが本屋でこの本を見つけて買ってしまう。タイトル…
開店休業 作者: 吉本隆明,ハルノ宵子 出版社/メーカー: プレジデント社 発売日: 2013/04/23 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (7件) を見る 吉本隆明の最後の晩餐は「きつねどん兵衛」。吉本隆明の妻が食べるのもつくるのも嫌いだったというのがいい。…
きのう、きょう、あした。 作者: つばた英子,つばたしゅういち 出版社/メーカー: 主婦と生活社 発売日: 2017/11/17 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログ (4件) を見る つばたご夫妻の本を読んでいたので、しゅういちさんの死は悲しかった…
何が私をこうさせたか―獄中手記 作者: 金子ふみ子 出版社/メーカー: 春秋社 発売日: 1998/09 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 6回 この商品を含むブログ (4件) を見る ずいぶん前に買っておいた本だけれど読めなかった。最初っからつらそうな内容がわ…
塩を食う女たち――聞書・北米の黒人女性 (岩波現代文庫) 作者: 藤本和子 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/12/15 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (2件) を見る 黒人であることと女性であること。二重に差別、暴力、人権迫害のなかに身をおくこと…
ハーレムの闘う本屋 作者: ヴォーンダ・ミショー・ネルソン,R・グレゴリー・クリスティ,原田勝 出版社/メーカー: あすなろ書房 発売日: 2015/02/25 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (6件) を見る 図書館でみつけて読んだ本。 食堂のテーブルに置いて…
酒場學校の日々 フムフム・グビグビ・たまに文學 作者: 金井真紀 出版社/メーカー: 皓星社 発売日: 2015/12/07 メディア: 単行本（ソフトカバー） この商品を含むブログを見る 『パリのすてきなおじさん』を読んで著者のこの本を知った。 2013年までゴールデ…
パリのすてきなおじさん 作者: 金井真紀,広岡裕児 出版社/メーカー: 柏書房 発売日: 2017/10/24 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (5件) を見る 図書館の返却棚にこの本がおかれていた。雑誌などに紹介されていたのか、タイトルは知っていた。かっこい…
ライカでグッドバイ: カメラマン沢田教一が撃たれた日 (ちくま文庫) 作者: 青木冨貴子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2013/11/06 メディア: 文庫 この商品を含むブログを見る ホーチミンの戦争跡証記念館に戦場カメラマンを紹介する部屋があり、沢田教…
ベトナムに向かうときに本屋さんの正面に平積みになっていたので、買ってしまう。飛行機の中で読むのにちょうどいいかなと思った。人物も小道具も村上春樹らしく読んで面白いのだけど、出てくる人がかっこよすぎてすべてが現実離れしていて、深い感銘もない…
